忍者ブログ
[PR]
2024.05.09 Thursday
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


| 11:04 |
Berlin-ザクセンハウゼン強制収容所
2008.05.11 Sunday


これはブランデンブルグ門のすぐそばにあるユダヤ人犠牲者への追悼モニュメント。
何が綴られているでもなく、ただ無数のコンクリートブロックが並んでいるだけ。

このすぐ近くには連邦議会議事堂や首相府があって、東京で言うなら霞ヶ関みたいな所。
こんな街のど真ん中に追悼施設があるのは驚き。


今回、ベルリン旅行で一番行きたかったところが"ザクセンハウゼン強制収容所"。
ベルリンから電車で北へ40~50分のオラニエンブルク駅から徒歩20分の所にあります。

実は先月、アムステルダムに行く機会があり、『アンネの日記』の著者アンネ・フランクが強制収容所に連行されるまでの2年間を過ごした隠れ家"アンネの家"を見に行ったのです。

今まできちんとアンネの日記を読んだ事がなかった私は、この時初めてアンネ・フランクが、今我々が暮らしているフランクフルト・アム・マイン生まれだと言う事を知り、ユダヤ人迫害や背景にある戦争についてもっときちんと知らなければ、と思いました。
※アンネが連行された強制収容所はザクセンハウゼンではありません。

ザクセンハウゼン強制収容所は現在のドイツ国内では最大の強制収容所跡。ここでは、ナチスの生体実験などが行われ、1945年までに、10万人以上のユダヤ人が犠牲になったそうです。



入り口には"ARBEIT MACHT FREI=働けば自由になる"と書かれた鉄格子の門が。


<

柵の周りには逃げ出さないように
"Es wird ohne Anruf sofort scharf geschossen=警告無く即刻射殺される"
と書かれた警告が立てられていたそう。(↑は複製したもの)

何棟かの収容棟が残され、資料室にもなっていました。



この部屋には1941~1943年の間に250人が収容されていたとか。




独房が並ぶ棟もあり、そのすぐ外には拷問が行われた棒も。




敷地内のあちこちにあったまるで石棺のようなモニュメント。
この上に置かれた石は、収容者の遺族がここにお墓参りに来て置いていったものなのでしょうか。



他の棟に生体実験室跡などもあったようですが、見るものすべてがあまりにも生々しく強烈で、これ以上は目を向けることができず。




広大な敷地内を歩き回ったあとには、何とも言えない疲労感。
簡単に言葉では言い表せない、やりきれない気持ちになりました。

忘れてはならない歴史。
見に行くことができて良かったと思います。
PR

Germany | 23:00 | Comments(2)
Berlin-壁
2008.05.10 Saturday


ベルリン市内に何箇所かある"壁"にまつわる博物館や展示。
そのうちのひとつ、東西ドイツを繋ぐ国境検問所のあった"チェックポイントチャーリー"




これは旧ソ連地区から見たところ。真ん中には米兵の写真、裏側にはソ連兵の写真。
左の白い看板には数ヶ国語で "YOU ARE ENTERING THE AMERICAN SECTOR"と書かれてあり、裏側には"YOU ARE LEAVING THE AMERICAN SECTOR"とあります。

それから、街の至る所で見られる"壁"があった所。
"BERLINER MAUER 1961-1989"とあります。("MAUER=壁")



私が普通に跨ぐことのできるこの場所に、壁があったんですね。


それから、ベルリン東駅の近くに残っている全長約1.3kmの"イーストサイドギャラリー"。
ここはドイツ内外の画家が描いた壁画として保存されていますが、傷みが激しく落書きも沢山されています。



端から端まで全部歩きました。



中には日本語で"日本地区への迂回路"と書かれたものも。



壁の高さはこれくらい。



ブランデンブルグ門を境に東西に分断されていた様子を描くものも。



その跡地がこれ。



今はもうここに壁があった事なんて嘘のようだけど、まだ20年も経っていないんですよね。
ほんの20年前にはここを越えようとすると容赦なく射殺されたのか、と思うと平和な世の中に生まれてこれた事に本当に感謝します。


Germany | 23:30 | Comments(0)
Berlin-市内観光
2008.05.10 Saturday
3連休初日、朝7時台のICE(新幹線みたいな電車)でベルリンヘ。
フランクフルトからは4時間位で到着。



ベルリン中央駅に着いた瞬間、あまりに近代的な駅の作りに二人とも感動。"さすが首都!!"と。
日本ではそう珍しくない"駅ナカ"のショッピングフロアも充実。

今回は"バックパッカー風"だった(wポルトガルの時と違い、1つのホテルに連泊だったのでホテルに荷物を置いて、身軽に移動◎

ブランデンブルグ門を背に逆方面にずっと歩いて行くとドームが印象的なベルリン大聖堂があります。



もともとの教会を建て替え、今の姿になったのは1905年。
第2次世界大戦で大被害を受け、1993年に修復が完了。



↑修復の様子。

一方、(観光した順番とは異なりますが)19世紀末に建てられたプロテスタントの教会"カイザー・ヴィルヘルム記念教会"は、空襲で破壊されたままの姿で保存されています。



すぐ隣の八角形の建物は新しい教会。


ベルリン大聖堂のある場所の少し北東のエリアはショッピング街になっていて人通りも多い。



旧東ドイツ地区にあるこのカワイイ信号は"アンペルマン"と言って小さな男の子のモチーフになっています。



東西統一によって西ドイツと同じ大人のマークに変えられる予定だったものが市民の声によって今も一部で残されているのです。
アンペルマングッズを扱うショップもありました☆



そしてこの一角に無印良品が5月16日にオープン!だそうな。惜しい!!
(デュッセルドルフやミュンヘンにもあるけど、まだ行った事なし。)



街を歩いていて何度か川沿いで出くわしたこんな風景。



内陸ですからね・・・。ビーチに憧れるんですね(^◇^;)



Germany | 23:00 | Comments(0)
嵐のドライブ
2008.03.16 Sunday
春の変わりやすい天気はまだ続いていて、この週末も雨が降ったり止んだり。
フランクフルトの北東にあるフルダという街まで出掛けたら、
アウトバーンで物凄い嵐に遭いました(゚Д゚;

家を出た時、ポツリと雨を感じたものの、"大丈夫でしょ!"と傘を持ってこなかった我々。あぁいつも通りの展開・・・_| ̄|○

激しい雨と風と車道に溜まった水を前の車が巻き上げる事でできる水しぶきで視界も超不良!!

そんな嵐が断続的に続き、"車から降りずに帰る事になりそうだねー"と話していたら、、



ミラクル!!!!雨が上がりましたーー!!



↑アチコチに見える水溜りで、沢山雨が降ったというのがわかりますでしょうか?!

雨夫婦の我々も、たまにはこういう事もあるようです(( ゚◇゚)

Germany | 23:40 | Comments(2)
州都
2008.02.23 Saturday
ここ数日天気の悪い日が続いていたけど、今日は一日ぽかぽかで良いお天気だったので、久々に旦那とドライブ♪
フランクフルトから車で30分位の所にあるヴィースバーデンという街に行ってきました。

フランクフルトはヘッセン州最大の都市だけど、実は州都ではありません。
州都はこのヴィースバーデン。
ここはローマ帝国の時代から温泉保養地としても知られる所なので、
街を歩いていると温泉の噴水もあったり。



市内に温泉施設もありますが、混浴なのに水着の着用×なのです(゚Д゚;
みんな普通に堂々と入っていて違和感はないらしいけど、私はやっぱりちょっと抵抗が・・・(;´Д`)そのうちレディースデーに行ってみます〜。

それから↓↓は中央駅の駅舎。ドイツの駅舎はどこも趣があって、駅を見るだけでも結構楽しかったりします。



実は今日、車で行ったのにわざわざ駅まで行ったもう一つの目的は・・・



Ronnefeldtのお茶を買いたかったからなのです。

フランクフルトに本社があるのに専門店がなく、チラホラと取扱店はあるけど種類があまり多くない。もっと沢山種類があるお店は無いのかーー!と思っていたら、、ご近所のお友達が"ヴィースバーデンの駅の中にあるよ〜"と教えてくれたのです!

その場で色々香りを試せるので、普段あまり紅茶やハーブティーを飲まない旦那も"いい香りだー"と気に入った様子。3種類ほど買って貰いました♪

その後街中をぶらぶらお散歩。
暖冬とはいえ寒い冬の間、やや引きこもり気味だった我々。
やっぱり外を歩くのは気持ち良い!
最近お疲れモードだった旦那も良いリフレッシュになったかな。
このまま暖かくなってくれ〜〜!

Germany | 23:57 | Comments(2)
ぶらり一人旅(後編)
2007.12.14 Friday
カフェを後にしてしばらく歩くと、目的のDomを発見!(野生の勘、当たってたーー♡→ܫ←♡)
ドイツらしい、木組みの家が沢山残るかわいらしい街並み。



それからDomの周りを一周するも、入り口が分からない。。
そのかわりDomの向かい側にTourist Informationを発見!(コレ、駅のそばに作ってよ〜〜)係のお兄さんに聞いてみたら、「あの木を越えた左側に大きな扉があるから。時々閉まってるけど押せば開くよ。」と。



↑これは何も知らずに開けてみるのは勇気がいりますよ…( ̄ω ̄;)

Tourist Informationで周辺の詳細な地図もゲットしたので、一目惚れした写真の風景のある場所へ!!
天気があまり良くなかったのは残念だったけど、それでも素敵な風景でした◎



クリスマスマーケットはとっても規模が小さく、観光客も地元の人も全然いなかったけど、この街は気に入りました!暖かい季節にまた行きたいと思います♪

Germany | 22:30 | Comments(2)

<<  >>

忍者ブログ[PR]