ベルリン市内に何箇所かある"壁"にまつわる博物館や展示。
そのうちのひとつ、東西ドイツを繋ぐ国境検問所のあった"チェックポイントチャーリー"
これは旧ソ連地区から見たところ。真ん中には米兵の写真、裏側にはソ連兵の写真。
左の白い看板には数ヶ国語で "YOU ARE ENTERING THE AMERICAN SECTOR"と書かれてあり、裏側には"YOU ARE LEAVING THE AMERICAN SECTOR"とあります。
それから、街の至る所で見られる"壁"があった所。
"BERLINER MAUER 1961-1989"とあります。("MAUER=壁")
私が普通に跨ぐことのできるこの場所に、壁があったんですね。
それから、ベルリン東駅の近くに残っている全長約1.3kmの"イーストサイドギャラリー"。
ここはドイツ内外の画家が描いた壁画として保存されていますが、傷みが激しく落書きも沢山されています。
端から端まで全部歩きました。
中には日本語で"日本地区への迂回路"と書かれたものも。
壁の高さはこれくらい。
ブランデンブルグ門を境に東西に分断されていた様子を描くものも。
その跡地がこれ。
今はもうここに壁があった事なんて嘘のようだけど、まだ20年も経っていないんですよね。
ほんの20年前にはここを越えようとすると容赦なく射殺されたのか、と思うと平和な世の中に生まれてこれた事に本当に感謝します。
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