両親の欧州旅行前半はオーストリアへ。
初日はFRA空港へ両親を迎えに行った後、一旦我が家に寄って荷物を減らし、再度空港に行ってウィーンへ移動。平日なので旦那はお留守番です。
日本からの到着便も40~50分遅れましたが、ウィーン行きのフライトも1時間以上Delay。結局ウィーン市内のホテルに到着したのは23時過ぎでした。
ホテルのすぐ近くの0時まで開いているホイリゲ(飲み屋)に行くも、既に店じまいを始めている様子。ダメ元で「まだ食事できますか?」と聞いてみると、
「今日はもう終わりだよ。他のお店も開いてないと思うけど、近くにソーセージを売っているImbiss(屋台)があるからそこで買うといいよ。」と教えてくれました。
せっかくの旅行初日の夜なのに、ちゃんと座って食事させてあげたかったよ~と思いつつ、仕方ないので数種類のソーセージとビールを買ってホテルのお部屋で乾杯。両親にとっては長い一日だったんじゃないかなぁと思います(;^_^A
2日目は午前中にウィーン市内観光へ。
午後には移動しなければならなかったし、「あちこち行くより1か所をゆっくり見たい」という父のリクエストがあったのでDom・王宮周辺の旧市街をゆっくり歩いて周りました。

午後はウィーンの南60Kmほどの所にあるアイゼンシュタットという町へバスで移動。
その町に住んでいる両親の大学時代からの友人に会いに行くというのが今回のオーストリア旅行の一番の目的。旅行が決まった時に父から町の名前だけを告げられ、「連れて行ってくれ。任せた。」と言われ(w
いつも旅行は旦那と一緒なので、何かトラブルがあっても最終的にはなんとかなるだろうという安心感があるワケですが、
今回は私1人で、行ったことのない、しかも日本語の情報量の少ない観光地としてはマイナーな街に両親を連れて行くというのは、それなりに不安もあったりしましたが、特に迷うこともなく無事到着できて一安心でした。

アイゼンシュタットはハンガリーの国境近くの町。
第一次世界大戦まではハンガリーの領域だったので、建築や町の雰囲気もウィーンとは異なっており、きっとハンガリーに行くとこんな感じの町並みなんだろうな、と思います。

人口は1万3000人で(ちなみにフランクフルトは65万人、東京都は1千300万人)、在住日本人は両親の友人ただ1人と聞いていたので、小さな町なんだろうな~と思っていたところ、
意外にも(失礼)栄えていて、欧州からの観光客で賑わっていました。
実はここはハイドンの墓所がある町で、没後200年という記念の年にあたる今年は沢山のイベントがあるのだそう。大きな観光バスも停まっていました。
市内を散策していると、お約束の雨が!!
しかも遠くの空は晴れているので、雨雲があるのは我々の頭上だけ(笑)
ウィーン市内では珍しく良いお天気だったのでおかしいなぁと思っていましたが、やっぱり外しませんでした。(注:私の雨女は父からの遺伝)
ご挨拶程度の雨はすぐに止み、夕方仕事が終わった両親の友人と落ち合い、車でさらにハンガリー寄りのルストという町に連れて行って頂きました。

ここはコウノトリが飛来する事で有名な町だそうで、上の写真をよーく見ると煙突の上に丸い巣が沢山あるのが分かりますでしょうか??
拡大すると・・・

そしてこの町のホイリゲで、フェーダーヴァイサーのオーストリア版を頂いてきました♪

オーストリアでの呼び名はSturm(=嵐)なんだそうです!
発酵途中でブクブクと発泡する様が嵐のようだ、ということで。
ドイツでのFederweisserは"白い羽"という意味なので、同じ飲み物で同じドイツ語でもこんなに呼び名(というか発想)が違うというのはとても面白いです。
ドイツの白ワインは甘いものが多いせいかフェーダーヴァイサーも全体的に甘め。ここのSturmは(発酵日数にもよるのでしょうが)いつも飲んでいるものよりアルコールが強く、程良い甘さで美味しかったです。
両親も、これは美味しい!と感激していました。
夕食も普通の旅行では絶対に行けないような地元のレストランに連れて行って頂きました。両親の友人は在墺30年以上なのでここではもうドイツ語の心配はいらない♪私もリラックスさせて頂きました~◎
短い滞在でしたが、とても濃密な時間を過ごさせて頂き、
両親もとっても楽しそうにしていたので私も嬉しかったです^^
オーストリアのこの地方も、また今度ゆっくり旦那と周ってみたいです♪
初日はFRA空港へ両親を迎えに行った後、一旦我が家に寄って荷物を減らし、再度空港に行ってウィーンへ移動。平日なので旦那はお留守番です。
日本からの到着便も40~50分遅れましたが、ウィーン行きのフライトも1時間以上Delay。結局ウィーン市内のホテルに到着したのは23時過ぎでした。
ホテルのすぐ近くの0時まで開いているホイリゲ(飲み屋)に行くも、既に店じまいを始めている様子。ダメ元で「まだ食事できますか?」と聞いてみると、
「今日はもう終わりだよ。他のお店も開いてないと思うけど、近くにソーセージを売っているImbiss(屋台)があるからそこで買うといいよ。」と教えてくれました。
せっかくの旅行初日の夜なのに、ちゃんと座って食事させてあげたかったよ~と思いつつ、仕方ないので数種類のソーセージとビールを買ってホテルのお部屋で乾杯。両親にとっては長い一日だったんじゃないかなぁと思います(;^_^A
2日目は午前中にウィーン市内観光へ。
午後には移動しなければならなかったし、「あちこち行くより1か所をゆっくり見たい」という父のリクエストがあったのでDom・王宮周辺の旧市街をゆっくり歩いて周りました。
午後はウィーンの南60Kmほどの所にあるアイゼンシュタットという町へバスで移動。
その町に住んでいる両親の大学時代からの友人に会いに行くというのが今回のオーストリア旅行の一番の目的。旅行が決まった時に父から町の名前だけを告げられ、「連れて行ってくれ。任せた。」と言われ(w
いつも旅行は旦那と一緒なので、何かトラブルがあっても最終的にはなんとかなるだろうという安心感があるワケですが、
今回は私1人で、行ったことのない、しかも日本語の情報量の少ない観光地としてはマイナーな街に両親を連れて行くというのは、それなりに不安もあったりしましたが、特に迷うこともなく無事到着できて一安心でした。
アイゼンシュタットはハンガリーの国境近くの町。
第一次世界大戦まではハンガリーの領域だったので、建築や町の雰囲気もウィーンとは異なっており、きっとハンガリーに行くとこんな感じの町並みなんだろうな、と思います。
人口は1万3000人で(ちなみにフランクフルトは65万人、東京都は1千300万人)、在住日本人は両親の友人ただ1人と聞いていたので、小さな町なんだろうな~と思っていたところ、
意外にも(失礼)栄えていて、欧州からの観光客で賑わっていました。
実はここはハイドンの墓所がある町で、没後200年という記念の年にあたる今年は沢山のイベントがあるのだそう。大きな観光バスも停まっていました。
市内を散策していると、お約束の雨が!!
しかも遠くの空は晴れているので、雨雲があるのは我々の頭上だけ(笑)
ウィーン市内では珍しく良いお天気だったのでおかしいなぁと思っていましたが、やっぱり外しませんでした。(注:私の雨女は父からの遺伝)
ご挨拶程度の雨はすぐに止み、夕方仕事が終わった両親の友人と落ち合い、車でさらにハンガリー寄りのルストという町に連れて行って頂きました。
ここはコウノトリが飛来する事で有名な町だそうで、上の写真をよーく見ると煙突の上に丸い巣が沢山あるのが分かりますでしょうか??
拡大すると・・・
そしてこの町のホイリゲで、フェーダーヴァイサーのオーストリア版を頂いてきました♪
オーストリアでの呼び名はSturm(=嵐)なんだそうです!
発酵途中でブクブクと発泡する様が嵐のようだ、ということで。
ドイツでのFederweisserは"白い羽"という意味なので、同じ飲み物で同じドイツ語でもこんなに呼び名(というか発想)が違うというのはとても面白いです。
ドイツの白ワインは甘いものが多いせいかフェーダーヴァイサーも全体的に甘め。ここのSturmは(発酵日数にもよるのでしょうが)いつも飲んでいるものよりアルコールが強く、程良い甘さで美味しかったです。
両親も、これは美味しい!と感激していました。
夕食も普通の旅行では絶対に行けないような地元のレストランに連れて行って頂きました。両親の友人は在墺30年以上なのでここではもうドイツ語の心配はいらない♪私もリラックスさせて頂きました~◎
短い滞在でしたが、とても濃密な時間を過ごさせて頂き、
両親もとっても楽しそうにしていたので私も嬉しかったです^^
オーストリアのこの地方も、また今度ゆっくり旦那と周ってみたいです♪
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先週末は1泊2日でウィーンへ行っておりました。
旦那は2度目のウィーン。大学の卒業旅行で初めて訪れたヨーロッパの国がオーストリアで、私にも見せたいと思って下さったようで♪
フランクフルトからは飛行機で1時間ちょっと。ドイツ語圏だし、国内旅行のような感覚◎
今回、普通に市内観光だけするつもりだったのですが、2日前の夜急に思い立ってチケットを取ったウィーン交響楽団のコンサートがメインイベントになりました。
クラシックに関しては子供の頃少しだけピアノをかじった程度で全然詳しくないのですが、"せっかくだから本場のオーケストラの生演奏を聞いてみよう!"というミーハーな理由から。
場所はウィーン楽友協会。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地で、毎年ニューイヤーコンサートが開かれる場所です。
チケットを取ったのはウィーン交響楽団のコンサート。直前すぎる予約のせいか横並びではなく縦並びの2席で、一番端の席だったものの、座席はなんと前から2列目と3列目!
オーケストラ全体は見えないけれど、バイオリンの目の前で、指1本1本の動き、まばたきまでハッキリと見える距離でした。
※HPより画像をお借りしました
しかも!ウィーン交響楽団と共演するのは日本人のバイオリニスト・五嶋みどりさんでした。
(→Wiki/公式HP)
お恥ずかしい事に、このコンサートで彼女の存在を知った我々ですが、そんなド素人の我々にも分かる、素晴らしい演奏でした。
今まで聞いたことのないようなバイオリンの音、弾き方…ただただ驚き感動しました。(私の陳腐な文章ではどうにもうまく言い表せません。とにかく素晴らしかったのです!)
家に帰ってから調べて分かったのですが、彼女はアメリカを拠点に世界中を飛び回って演奏活動をする傍ら、指導者としても精力的に活動していて、このコンサートの日も土日連続夜に本番があるにもかかわらず、金~日まで朝10時から夕方5時までウィーン国立音大でマスターコースの指導をされていたんだとか!
公式HPでも『たった3日間のためにヨーロッパとアメリカ西海岸を往復するのは何故?と尋ねられることも多いのですが、私にとって「教えること」は生きがいなので全く気になりません。』と書いてらっしゃいました。
すっかりファンになってしまった我々。過去のスケジュールを見るとフランクフルトでも年1回くらい来てらっしゃるようなので、次回フランクフルトでの演奏があれば絶対見に行きます!
あぁなんだか久しぶりにピアノでも弾きたくなってきました。
もはや"エリーゼのために"すらきちんと弾けないかもしれませんが(^◇^;)